経済的な不安を吐露します
不安だ。
将来が不安だ。
だって、お金がない。
まず年金を納めてない(猶予の手続きを取っている)。だからいくつになってももちろんお金なんか入ってこない。働けなくなっても入ってこない。収入はゼロだ。
老後破産の四文字がちらつく。
今は親に甘えているが、いつかは自分一人で家賃も光熱費も払わなければいけなくなるだろう。もちろん食費だって。そうなれば、カラダの調子がココロの調子がとは言っていられない。かけもちでも何でもして働くのみだ。そんなことが、果たして自分にできるのだろうか。そんなことができるのなら、今だって苦労してないのではないだろうか…
次に、奨学金。返済にはあと十年以上かかるのだ。借りて進学したはいいが、病んだために卒業できずに辞めた。借金だけが残った形だ。なんてこった。そのエピソードだけで、四文字が再び容易にちらつく。
今の状態(細々とパートに行き、実家暮らしで家に入れるお金は雀の涙ほど)をこの先何年も続けられるなら、ゆっくりとだが返済は完了するだろう。でもさすがにそれではいけないし、そうはいかない。筆者はアラサーである。親はあと10年もしないうちに定年である。
遠くない未来に、必ずステップアップしないといけないのだ。
どこかで正社員になるか。
パートをかけもちするか。
いずれにせよ、そのためには身体を直さなくてはいけない。
あと5〜6年をめどに「元気に」ならなくてはいけないのだ!なんてこった…
この話をすると、母は「いつまでも今のままなわけがないから大丈夫」と言う。いつかバリバリ働けるようになるか、もしくは嫁にいく。だから心配はいらないと。
ありがたい。
が、ありがたいのと安心するのは別なのだ。
5年前には、5年後には治っているだろうと思っていた。現実にはそれがすべてではないか?今から5年後にはバッチリになっているなんてもう思えない。たぶん今とそう変わらないのではないか?
じゃあ、どうすればいいのか。
ひとつしかない。いやふたつか。
使うお金を少なくすることと、最低限今のパートを続けることだ。
勤め出して1年と少し。せめてあと2年くらい続けられれば、ステップアップを考えてもいいのではないか。
実は以前、焦ってかけもちをして悪化させたことがある。だからすごく不安なのだが、あと2年この状態を持続させられたのなら、そのときにはかけもちやフルタイムを“考えてもいい段階”くらいにはなっているだろう。
2〜3年今の仕事を続けた後、働く時間を増やす。それができる心身になる。
それが今の目標ということになった。最初に比べてあまり具体性が増したようには思えない(特に後半)が、とりあえず明日仕事に行くためのモチベーションにはなるのでよかったと思う。こんな夢も希望もないことを考えた甲斐もあったというものだ。
もちろん全部「最低限」の話なので、これを上回る状況がもし訪れてくれるなら諸手を挙げて歓迎いたします。嫁にいかせてくれるならホイホイ参ります。
ちなみに、補足だがウチは経済的に余裕のある家ではない。母子家庭で、昔からずっと家計は火の車だった。絵に描いたように苦労をかけてきた母のためにも全快しなければーー
と、ついつい考えそうになるがそれは間違いだ。いや間違ってはいないがいちばん大事なことはそこを履き違えないことだ。
私は私のために元気になるのだ。
私のために私が元気になった暁には「それに付いてくるおまけ」として、母を喜ばせることもできるだろう。